大道寺

大道寺

756年に開基

立川の大道寺地区の地名のもととなった「大道寺」は、寺伝によれば、天平勝宝8(756)年に湯原王(施基皇子の子)の発願で鷲峰山の「空鉢の峰伝承」で知られる越智泰澄(おちのたいちょう)が開基したといい、大伽藍も配置されていたのが衰退していたのを嘉承元(1106)年に藤原忠実の帰依により再興し、以来、大道寺大御堂と称したといいます。
藤原信西の荘園だったものが、平治の乱で信西が討たれると、台頭した地侍が「大道寺氏」を名乗り、寺を氏寺として管理するようになります。
以後数百年間の興亡ののち、織田信長による寺領没収で小寺院となったといい、昭和28年の南山城水害では裏山の土砂崩れで堂舎が壊滅し、残された仏像などが小堂に安置されてきました。

TEL 0774-88-5850
住所 京都府綴喜郡宇治田原町立川宮ノ前
定休日 なし
アクセス 京阪宇治線「宇治」駅、JR奈良線「宇治」駅、または近鉄京都線「新田辺」駅から京都京阪バス(維中前、緑苑坂、工業団地行き)で「維中前」下車、徒歩30分
関連URL http://www.town.ujitawara.kyoto.jp/

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