安福寺

安福寺

平重衡の引導仏

本尊の「阿弥陀如来像」は、平重衡の引導仏といわれています。 平重衡は、東大寺・興福寺を焼打ちにしたことから、文治元年(1185年)6月23日、木津川河原で斬首されました。 その際、近くの古堂から阿弥陀仏を運び出し平重衡の前に安置し、阿弥陀仏の御手にかけた紐を平重衡が持ち、「浄土に迎えられますように」と念仏を唱えながら斬首されたといわれています。 本堂は、別名「哀堂(あわんどう)」とも呼ばれており、地域の人たちが平重衡の死を哀れみ、こう呼ぶようになりました。 また、境内には、平重衡の墓と伝わる「十三重石塔」が建てられています。 
十三重い石塔は境内入ってすぐ左手に建立されており、自由に墓参可能です。※ご本尊は非公開のため、本堂に入ることはできません。

TEL 0774-72-9922
住所 京都府木津川市木津宮ノ裏274
定休日
アクセス JR奈良線「木津駅」より徒歩10分
またはコミュニティーバス<木-2>「宮の堀」下車すぐ

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