観光庁「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」に採択されました

 (一社)京都山城地域振興社(お茶の京都DMO)はこのほど、観光庁が公募を行っていました「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」に採択されましたので、お知らせします。


(採択された事業)
・日本三大禅宗の一つ黄檗宗の大本山「萬福寺ランタン」ナイトコンテンツ創出事業(京都府宇治市)
 京都でも珍しい中国明朝様式の禅寺である特徴を活かし、観光による域内消費額が大きいナイトタイムにおけるコンテンツ開発を行うことにより、地域経済活性化につなげることを目的としています。


・人々をつなぐ京阪奈。ラボ&リサーチで遊ぼう事業(京都府京田辺市、木津川市、精華町)
 150を超える研究・教育関連施設を保有する関西文化学術研究都市(けいはんな地区)は、世界最先端の研究が行われているほか、奈良・大阪・京都と日本有数の観光地にも隣接しており、先端技術と伝統文化の両方を身近に体験できる日本でも唯一無二のエリアです。こうした地域特徴を活かし、2025年の大阪・関西万博を見据えたコンテンツ開発や教育旅行での来訪を促す方策等を通じて、関係人口の拡大による地域経済活性化に繋げることを目的としています。


(参考URL)


国土交通省観光庁ホームページ
URL:https://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000352.html


国土交通省近畿運輸局ホームページ
URL:https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/press/00001_02047.html
(「大阪・関西万博に向けた関西観光アクションプランを策定しました」(PDFファイル)の10ページを参照ください)。


(2次募集で採択された事業)
・国宝・石清水八幡宮「祭祀と直会(なおらい)」によるユニークベニュー事業(京都府八幡市)
 石清水八幡宮の旧儀「五節供」の祭祀と宴「直会(なおらい)」を取り上げ、現代のSDGsにも通ずる世代や男女を超えて共に楽しむ日本古来からの宴の文化を世界に発信する温故知新の文化・食事体験を造成するものです。”温故の宴”では、国宝・本殿で行われる祭祀の特別鑑賞と、史実の通り神前に捧げた神酒・神饌を国宝の空間で提供。”知新の宴”では、京都吉兆協力のもと神酒・神饌と八幡の食文化(文化庁100年フード「松花堂弁当」等)を用いた四季を感じる特別メニューを開発、非公開の書院等で提供し、ハイブランドの訪日団体客に向けにユニークベニュー化します。