相楽 法泉寺
相楽の丘を登れば絶景かな 東向きの十一面観音さん
万治年間(一六五八~一六六一)、僧賢盛が開基し、明治に近くの専教寺や地蔵院が統合して現在に至ると伝わります。本尊の十一面観音は平安時代の作ですが、本来どの寺にあったかは不明です。昭和三八年に裏山の火災で避難した際に破損し、一時京都国立博物館に寄託されていましたが御厨子の修理を終えて今は戻っておられます。 この本堂は社寺建築で有名な西岡常一棟梁が手がけたものです。なお、高台にある寺境内からは東方に木津から奈良一帯の、四季折々の素晴らしい眺めを望めます。
御詠歌 | きよくすむ のりの いづみのてらにきて よのさがなかと なにかおもわん |
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アクセス | ■近鉄山田川駅から徒歩約15分 ■近鉄高の原駅から徒歩約20分 ■JR西木津駅から徒歩約20分 |
電話番号 | 0774-72-8905 |
住所 | 京都府木津川市木津相楽才ノ神43 |