江津宮 惠日寺 【継承寺院】壽寳寺

 惠日寺 【継承寺院】壽寳寺
惠日寺 【継承寺院】壽寳寺

明治の神仏分離で廃寺に 寺宝は寿宝寺と正福寺へ

惠日寺は今現在廃寺となっており、佐牙神社の階段の所にかつて惠日寺があったことを示す立て札があります。惠日寺は、佐牙神社の神宮寺であったと考えられています。また、惠日寺には、かつて五大明王像もあり、今現在二体が壽寳寺に残り三体が近くの正福寺に安置されています。継承寺院の壽寳寺は、文武天皇慶雲元年(七〇四)に創建したと伝えられています。古くは「山本の大寺」といい、七堂伽藍を備えていましたが、度重なる木津川の洪水により、移転を繰り返しました。享保一七年(一七三二)に現在地に移転し、明治初めに近隣の寺々と合併しました。壽寳寺の本尊、眉目秀麗な長身の十一面千手千里眼観音立像は重要文化財に指定されています。

御詠歌 めぐむ日の てらす 山もと たづねえつ ほのぐあけの たまがきも みゆ
アクセス ■JR三山木駅・近鉄三山木駅から徒歩約7分
電話番号 0774-65-3422【お寺の拝観は要予約】
住所 京都府京田辺市三山木塔ノ島20