普賢寺 大御堂観音寺
普賢寺谷に天平の御仏 災厄を乗りこえ国宝に
天武天皇の勅願により義淵僧正が創建。その後、聖武天皇の御願により良弁僧正が伽藍を増築し、息長山普賢教法寺と号し、十一面観音立像を安置したといわれています。 法相・三論・華厳の三宗を兼ね、七堂伽藍は壮麗を極めて「筒城の大寺」と呼ばれた大寺院であったと伝えられています。 幾度となく火災に見舞われ、永享九年(一四三七)の火事では、諸堂13、僧坊20余りを数えた建物のほとんどが失われ、大御堂だけが再建され現在に至っています。 現在は本堂と庭園が周囲の里山と調和し、美しい姿を見せており、春には参道の桜並木や一面に広がる菜の花が、秋には紅葉が一際目を引きます。
御詠歌 | かみといゝ ほとけと いひて へだてなき こゝろひとつに あふぎてもみん |
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アクセス | ■JR三山木駅・近鉄三山木駅から奈良交通バスで「普賢寺」下車、徒歩約5分 |
電話番号 | 0774-62-0668 |
住所 | 京都府京田辺市普賢寺下大門13 |