発掘された日本列島2025 地域展「天平の風、山背に薫る」 (特別展・けいはんな万博2025関連事業)
全国各地の選りすぐりの出土品と
南山城地域の珠玉の出土品がずらり!
京都府内では実に22年ぶりの開催となる今年度の「発掘された日本列島」展では、近年に全国で実施された発掘調査の中から、注目の遺跡の出土品を展示する「新発見考古速報」、特集展示として「埴輪列の世界」をお送りします。さらに、「わがまちが誇る遺跡」展示として、「洞窟王国 佐世保」、「琵琶湖の水中遺跡」、「東国千年の都 古墳から古代へ」の3つのテーマで各地の特色ある遺跡群を紹介します。
同時開催の地域展では、「天平の風、山背に薫る」と題して、奈良時代の南山城地域にスポットをあてた展示を行います。
平城京のすぐ北側に位置する山背国には、奈良時代の生産・信仰・文化などにかかわる重要な遺跡が数多く所在しています。聖武天皇により3年余り都が置かれた史跡恭仁宮跡(山城国分寺跡)、万葉集に載る和歌が記された木簡が出土した史跡神雄寺跡、橘氏の氏寺である井手寺の塔の基壇が見つかった栢ノ木遺跡など、近年の調査で顕著な成果があった遺跡を中心として、希少な資料を展示します。
全国各地から集められた選りすぐりの出土品と、南山城地域の珠玉の出土品を同時に鑑賞できるのは会期中の約1か月間のみ。またとない貴重な機会を逃さぬよう、この秋は山城郷土資料館へぜひお越しください。
【関連事業】
〇文化財講演会①&展示解説 9月6日(土) 午後1時30分~
「発掘された日本列島2025」展のみどころ
・講師 桑波田 武志 氏
(文化庁文化財第二課埋蔵文化財部門 文化財調査官)
〇文化財講演会② 9月27日(土) 午後1時30分~
「恭仁宮と南山城の古代寺院」
・講師 上原 眞人 氏
(辰馬考古資料館長・京都大学名誉教授)
〇学芸員による展示解説
・9月13日(土)、9月20日(土)、10月4日(土) 各日午後2時00分~
・9月27日(土)午前10時00分~
開催日 | 2025年9月6日(土)~10月5日(日) 開館時間:午前9時~午後4時30分 休館日:月曜日 |
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場所 | 京都府立山城郷土資料館 |
住所 | 京都府木津川市山城町上狛千両岩 |
アクセス | JR奈良線「上狛駅」下車、徒歩20分 JR関西線・学研都市線「木津駅」下車、タクシー5分 近鉄京都線「山田川駅」下車、タクシー10分 |
料金 | 入館料: 一般(65歳未満)280円 一般(65歳以上)140円 小中学生 70円 20名以上の団体 一般(65歳未満)220円 一般(65歳以上)110円 小中学生 50円 ※Paypay 利用可 ※年間パスポート(65歳以上)440円を御購入いただけます。 (展示期間中は、差額30円のお支払いで観覧可能) ※以下の場合は無料 ・障害者手帳をお持ちの方とその介護者 ・小中学校等の学校教育活動の場合 ※きょうと子育て応援パスポート御利用で、保護者2名まで無料 |
お問い合わせ | 京都府立山城郷土資料館:0774-86-5199 |
関連URL | 京都府立山城郷土資料館ホームページ |
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