木津川市 福寿園CHA遊学パークでHAPPYがいっぱいのお茶の体験、してきました!
2021.12.06
今回訪れたのは、福寿園CHA遊学パーク(京都府木津川市相楽台3-1-1/関西文化学術研究都市内)。茶どころならではの体験が色々できるこちらの施設で、「楽しい!」「美味しい!」「いい香り~」と、HAPPYがいっぱいの体験をしてきましたよ!
とっても楽しい石臼体験!
まずは一番人気の石臼体験。石臼の仕組みなどを説明していただき、お抹茶の原料「碾茶(てんちゃ)」を石臼で挽いていきます!
回し方は、反時計回りにゆっくりと。速く回しすぎると抹茶が粗くなり、摩擦熱で色も悪くなってしまうのだとか。
実際にやってみると、けっこう力がいる事が分かりました!
今は電動の石臼もあるそうですが、昔の人達はこんな風にしてお抹茶を飲んでいたんですね!本当にすごいです。
回していると石臼の上の茶葉が少しずつなくなっていき、同時にお抹茶の粉ができていって…その感じがとっても楽しくて、気付けば夢中になっていました。
そして、とっても良い香り!
できたお抹茶を茶こし缶の上にのせて、ヘラで濾したら完成です!
お抹茶も自分で点てられる!
自分で挽いたお抹茶を、自分で点てていただきます!
お抹茶を点てるのは初めて。でも茶せんの持ち方からお抹茶のいただき方まで一つずつ教えていただけるので、心配はいりません。
お抹茶を点てる時は円を描くのではなくて、手を縦方向に動かすのだそう。泡が立ってきたら茶せんを少しずつ上に上げていき、最後に「の」の字を描いて、すっと上に引き上げます。
抹茶茶碗は右手で取って左手にのせて、「いただきます」と軽く一礼。2回ほど回して茶碗の正面をずらしたら、口をつけます。
すると、思わず笑顔になる美味しさでした!やっぱり挽きたてのお抹茶は色も香りも良いんですね!
抹茶わらびもちと一緒に、とっても幸せな時間を過ごしました。
お家でもやってみたい!ほうじ茶づくり体験
次に、ほうじ茶づくり体験をしてみました!
煎茶の茶葉をフライパンに入れてお箸で広げたら、じわじわ温めていきます。低温から少しずつ温める方が失敗しにくいそうですよ!
熱していると甘くて香ばしい香りがしてきました!茶葉に含まれる水分が蒸発する時に、香りが立つのだそうです。
白い煙が出てきたら、30秒ほどで出来上がり。あっという間にできました!
次に、できた茶葉を急須に3グラムほど入れてお湯を注ぎます。ふたをして少し待ったら、お湯呑みに注ぎます。
飲んでみると、とっても香り豊かで美味しい!さすがは煎りたて。ぜひお家でもやってみようと思いました。(お家ではフライパンに油が付いている事があるので、フライパンにアルミホイルを敷くと良いそうですよ!)
奥が深い、ほうじ茶の世界!
さて、茶葉をもう少し香ばしくしたい場合は最後の30秒間をもう少し長く煎ると良いそうです。もう1度体験ができるという事で、今度は深煎りにしてみました!
飲んでみると、先ほどの浅煎りよりも強さを感じる味わいになりました。少しの違いでこれだけ変わるんですね!
自分の好みも分かったので、お家でも自分好みに煎って楽しんでみようと思います。
さらに「良い茶葉は浅煎りの方が楽しめる」など茶葉によっても煎り方の向き不向きがあるそうなので、煎茶を選ぶところから「今日はどんなお茶にしようかな?」と楽しめそう。奥が深い、ほうじ茶の世界!
お茶殻にはたくさん栄養が残っているので、たとえばチャーハンなどに使用するのも良いそうですよ!
体験でつくったお茶は持ち帰る事ができます。今回使用したのは福寿園さんの「銀閣」。手づくりなので早めに飲んで下さいね、とのことでした。とっても嬉しいお土産です!
体験の後は、世界のお茶の見学も!
体験の後は、建物の2階・3階を見学する事もできます。2階では福寿園さんやお茶の歴史などについて知る事ができました。
そして3階には世界のお茶のコーナーがあって、イギリス、ロシア、アラビア、中国、チベットと、それぞれに特色の異なる文化を感じる事ができました!
チベットのコーナーには移動式住居パオも。
「世界には色んなお茶の飲み方があるんだな~」と、色々知れて楽しかったです!
※ほうじ茶づくり体験については、福寿園CHA遊学パーク様にお電話にてお問合せください。
※写真は撮影のため、マスクを外しています。
(協力:株式会社 福寿園)
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執筆者:Yamashiro Journey