【会いに行ける美仏】木津駅から美仏に会いに行こう!
2024.09.20
木津川市ー 京都と奈良の間に位置し、魅力ある古寺が歴史の面影を残す「文化財の宝庫」。
悠久の時を刻むこのまちは、訪れる者を古の世界へと誘い、静かな感動をもたらします。
特別な夜のイベントも開催!美仏×美食ツアーも予約受付中(ご予約はお早めに)!
◆【岩船寺ライトアップ】11月15日(金)~17日(日)
詳しくはこちら⇒https://ochanokyoto.jp/enjoy/detail.php?en_id=95
◆【海住山寺ライトアップ】11月22日(金)~24日(日)
詳しくはこちら⇒https://ochanokyoto.jp/enjoy/detail.php?en_id=96
ジャンボタクシーで古寺に行こう!
そんな木津川市でこの秋、「木津駅」発・古寺行きのジャンボタクシーが運行。
今こそ「会いに行ける美仏」の、時を超えた美しさを堪能しては如何でしょうか。
◆【要予約】ご予約はこちらから
⇒https://select-type.com/rsv/?id=UYIeHpElvHo&c_id=365443&w_flg=1
◆運行期間
令和6年10月5日(土)〜11月30日(土)
※土・日・祝日のみ運行(予約制/定員9名)
◆集合・出発はJR木津駅
木津駅は京都と奈良の間に位置し、京都駅からみやこ路快速(奈良線)で約40分、奈良駅からは約8分と、いずれも乗り換えなしでアクセスできる便利な立地です。
◆選べるルート
ジャンボタクシーで巡るコースは以下のとおりです。
◆【組み合わせて便利!】お茶の京都木津川古寺巡礼バスの秋季運行についてはこちらから
⇒https://ochanokyoto.jp/event/detail.php?eid=949
※「お茶の京都木津川古寺巡礼パス」は、お茶の京都木津川古寺巡礼バス・木津川市コミュニティバスが一日乗り放題となる便利な乗車券です。
「文化財の宝庫」木津川市
奈良時代には、聖武天皇によって恭仁京(くにきょう)に都が遷され、日本の政治・文化の中心地となった木津川市。
短命の都が去った後、この地域は、奈良と京都という二つの都の回廊として独自の歴史を歩んできました。
「文化財の宝庫」と呼ばれるこの地域には、往時を偲ぶ美仏や建造物が今もたたずみ、今なお聖地としてあり続けています。
ぜひ皆様も、このまちで古寺の美仏に魅了される特別な体験をお愉しみください。
昨年開催の「ジャンボタクシーで行く南山城古寺巡礼ツアー」では、木津川市の古寺をはじめとする南山城地域の文化財をご鑑賞いただき、
「交通アクセスの心配無くゆったりゆっくり拝見でき、ありがたく思っています」
「7歳の息子が仏像マニアで大変喜んでいました」など、
ツアー参加者からお声もいただき、今回の企画につながりました。
【会いに行ける①】浄瑠璃寺(じょうるりじ)
極楽浄土を表現した庭園は、国の特別名勝に指定されており、宝池を中心に、西に本堂・九体阿弥陀仏、東に三重塔・薬師如来を祀る平安時代の形を今に伝えています。
平安時代には、京都を中心に九体の阿弥陀如来を祀るお堂が多く造られたと云われますが、現存しているのは浄瑠璃寺だけです。
池の東に佇む三重塔は、平安時代末期に京都一条大宮から移築されたものとされ、本堂・九体阿弥陀如来像とともに国宝に指定されています。
京都府木津川市加茂町西小札場40
[3月~11月] 9:00~17:00(受付16:30まで)
[12月~2月]10:00~16:00(受付15:30まで)
【会いに行ける②】岩船寺(がんせんじ)
寺の縁起では、天平元年(729年)に聖武天皇の勅願で建立されたと伝えられ、本堂に安置されている阿弥陀如来坐像は、高さ3メートルに迫る丈六の坐像。
平安時代に一本のケヤキから切り出された一木造りの仏像は、その大きさから重量感を感じますが、表情は柔和な印象で、肉身の漆箔、衣の彩色も見ることができます。
花の寺としても知られ、境内は季節の花も見どころです。
京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
[3月~11月] 8:30~17:00(受付16:45まで)
[12月~2月] 9:00~16:00(受付15:45まで)
【会いに行ける③】海住山寺(かいじゅうせんじ)
聖武天皇が平城宮から遷都した恭仁宮を眺める山中にあり、境内からは、かつて泉川と呼ばれた木津川を展望することができます。
国宝五重塔は鎌倉時代に建立されたもので、初重には裳階(もこし)が設けられ、心柱が初重天井の上から立てられているのが特徴です。
また、本尊の十一面観音立像は平安時代のもので重要文化財に指定されています。
京都府木津川市加茂町例幣海住山20
9:00~16:30
【会いに行ける④】神童寺(じんどうじ)
聖徳太子の創建とされ、そののち、修験道の開祖である役行者が神童寺を訪ね、この山で修行したといわれています。
修業中の役行者の前に、二人の神童が現れ、助力を得て蔵王権現像を刻んだという伝説が残る修験道の霊地です。
本尊蔵王権現を祀る本堂は、応永13年(1406年)に再建されたもので、重要文化財に指定されています。
愛染明王坐像、不動明王立像など、収蔵庫には数多くの文化財が安置されており、「平安時代の美術館」と称されることも。
京都府木津川市山城町神童子不晴谷112
9:00~17:00(冬期は~16:00)
【会いに行ける⑤】蟹満寺(かにまんじ)
「今昔物語」に登場する「蟹の恩返し」の舞台で、境内にはいたるところに蟹の紋様が配され、本堂の中で蟹の恩返しの説話を聞くことができる、まさに蟹の寺です。
毎年4月18日の蟹供養放生会には、全国から蟹に関わる事業者の方が訪れ、境内で沢蟹が放流されます。
本尊の国宝 釈迦如来坐像は、奈良時代よりもさらに遡る白鳳時代の丈六の金銅仏。
険しい表情や流れるような衣文線が特徴的で、本堂ではその威厳ある姿を間近で見ることができます。
京都府木津川市山城町綺田浜36
8:30~16:00
ー昼食Aー 肉バル Kizaki
お肉本来の味を楽しめるハンバーグ専門店。
ソースで味を加える代わりに手間ひまかけてハンバーグの下ごしらえをし、牛と豚の配合にもこだわり、さまざまな隠し味を駆使して味付けされています。
てりたまハンバーグは濃厚な美味しさ。
味わい深いプレーンは、よりお店の魅力を満喫できる一品です。ハンバーグ好きも唸る美味しさをご堪能ください。
※「五ヶ寺を巡るコース」や「四ヶ寺を巡るコース」では、こちらのお店のメニュー(税込1540円まで)からお好きなものをお楽しみいただけます。
ー昼食Bー 浄瑠璃寺門前 あ志び乃店
浄瑠璃寺の門前に佇むお食事処。
昔ながらの温かい雰囲気はどこか懐かしく、素晴らしい旅の思い出の1ページとしていつまでも記憶に残りそうです。
とろろ定食やとろろそばは、美味しいとろろがたっぷり味わえると評判。
粘りが強い絶品のとろろは、ふっくら炊かれた白米や、コシのあるお蕎麦と相性抜群なんです。
※「三ヶ寺を巡るコース」では、ご紹介した2つのメニューのいずれかをお楽しみいただけます。
古寺の違った魅力に出逢える!夜のおでかけも素敵
夜にお楽しみいただけるライトアップや夜間特別拝観では、お昼とはまた違った古寺の魅力に出逢えます。
各ライトアップ会場へは木津駅から無料送迎バスでアクセスできます。
【岩船寺ライトアップ】
・開催日 令和6年11月15日(金)〜17日(日)
・時間 各日午後5時30分~午後8時30分消灯(最終入場午後8時)
・料金 1,500円(拝観・税込)
◆詳しくはこちら⇒https://ochanokyoto.jp/enjoy/detail.php?en_id=95
【海住山寺ライトアップ】
・開催日 令和6年11月22日(金)〜24日(日)
・時間 各日午後5時30分~午後8時30分消灯(最終入場午後8時)
・料金 1,500円(拝観・税込)
◆詳しくはこちら⇒https://ochanokyoto.jp/enjoy/detail.php?en_id=96
執筆者:お茶の京都DMO編集長